連載よみもの【しあわせ・ざ・おなか】
あとがき
こうしてマタニティーライフに終止符が打たれ、その瞬間から本当に「母」になった。
自分の体は大変小さいので、妊娠前から「絶対に子供は産めない」って、勝手に思い込んでいた。
ダンナさんをはじめ、両親でさえ「この子は子供は産めないだろう」って思っていた。
その私が妊娠し、いろいろたいへんなこともあったけど、最終的には元気な赤ちゃんを産むことができた。
これには自分でもびっくりした(周りはもっとビックリしてたけど)
この時ほど「人間やれば出来る」ってことを実感したことはなかった。
ここに至るまで、本当に周囲の人達の温かい助けがなかったら成し得なかっただろう。
遠い所、お見舞いに足を運んでくれた友達。
忙しい中、顔を出してくれた職場のみんな。
なんだかんだ言っても、ずっと支えてくれた両親。
毎日かかさず来てくれた、そしてずっと見守ってくれたダンナさん。
本当に、本当にありがとう。
そして、この出来事を書くキッカケと場所をくれた「みかん」さん、ありがとう。
そんなみんなに見守られて生まれた赤ちゃんの名前ですが…
(私達)2人の間に1つの命が実り
その命に小さな羽根が生え
そしてこの世に誕生した
そんな想いから、「実羽(みう)」と名づけました。
(本当はLINDBERGにちなんだ名前にしたくて「羽」っていう字を使ったのは内緒です)
決してここまで楽じゃなかったけど
生まれてきてくれて本当にありがとう。
ちっちゃい、ちっちゃい命だけど、元気に育ってくれてます。
首がすわった3ヶ月頃。
寝返りよりも先に出来たお座り。
ようやく寝返り出来たのは7ヶ月頃の時。
夜泣きがひどくて夜中に車で走りまわった半年過ぎ頃。
つかまり立ちは早かったっけな。
1歳前に風邪が長引いて、検査の為レントゲンで恐怖体験したり、初点滴したのもこの頃だったね。
そして迎えた1歳の誕生日。
母子共に具合悪くて、ちっとも盛大に出来なかったけどね。
1歳3ヶ月の時に、ダンナさんの実家に帰省。飛行機デビューだった。
そういや1歳9ヶ月で海外デビューもしたっけ。(リンドバーグのリゾート企画にて)
念願のLINDBERGとの対面も果たしたし。
2歳前にはやっぱり風邪ひいたし。
病気もしたし、怪我もした。
反抗期もあった。
トイレトレーニングも頑張って、90%くらい出来るようになったかな。
だんだん我が出てきて、親の言う事なんか聞きやしないし。一丁前に口答えだってするようになったし。
そんな実羽ももう3歳。
もう「赤ちゃん」じゃなくて「お姉ちゃん」になる。
(二人目の予定はないよ)
入院ばかりでツラかった。正直「堕胎したい」って思ったこともあった。
こうして元気に育ってくれてる今だから言えるけど、諦めないで良かったなぁ。
「次は?」って聞かれたら、「もういいや」って答えるけど、家族3人で、つまづきながら共に成長していきたいと思ってます。
まだまだ育児は始まったばかり。
また機会があったら、こんなエッセイを書けたらいいなと思います。
延ばしに延ばして、完成までに3年もかかっちゃいました(笑)
愛読してくれたみなさん、本当にありがとうございました。
これから母になる人、そうじゃない人も、この経験談がなんらかのお役に立てたら嬉しいです。
ではでは。
2003年 9月4日 もこ