連載よみもの【しあわせ・ざ・おなか】第13回

第18章◆マキちゃん擬似体験

さぁ、ついに始まった入院生活「第2ラウンド」
今回は「絶対安静」で部屋から出れないので、つわりの時とは違ったつらさを味わう事になる。なんたって、元気なのに動けないんだから…。
強いてメリットといえば、この夏の暑さを感じることなく、涼しげな病室で出産まで過ごせるってことぐらいかな。

さて、入院生活も1週間くらいしたある日。部屋を訪れた看護婦さんの手には、何やら不思議な機械があった。
「○○さん(本名)、今日は足浴しますね。」
おぉ! なんとそんなサービスがあるのか! さすがは産婦人科。女性に嬉しいサービスがあるもんだ。絶対安静で入浴も出来なかったからなぁ、助かるよ…(ほくほく)

足浴は、市販のフットバス(桶のような機械に足を入れて、ブィ〜ンと気持ちよく浸かるやつ)だった。
「ん〜極楽、極楽」
しかも終わると看護学生のコが、丁寧に足まで拭いてくれる。
こんな若い子に足を拭いてもらうなんて、なんだか申し訳ないなぁ…(オバちゃん?)
「こういう下積みも経験して、一人前のナースになっていくんだね」と感心しながら、足浴は終わっていった。
そう、それはまるで「しあわさなおなか」(渡瀬マキ著)でマキちゃんが看護学生さんに頭を洗ってもらって…って話のような思いだった(詳細は「しあわせなおなか」を読んでください)
「マキちゃんも、こんな思いで入院生活をしてたのかなぁ」なんて思い、同じような体験ができたことをうれしく思った。

ちなみに足浴があったのは、後にも先にもこの1回だけだった。ナゼ??
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