連載よみもの【しあわせ・ざ・おなか】第11回
第16章-1◆赤坂BLITZ 〜優先予約編〜
あれは忘れもしない、2000年7月11日(火)。
LINDBERGの復帰ライブとなった「HAPPY GO LUCKY!」ツアー in 東京。
「SWEET 10 ダイナマイト」ツアーから2年振りだから、ワタクシはもちろんファンの誰もが待ち焦がれたライブなのだ。
しかし、このライブを観るにあたって、心配事が…。というのも、妊娠中のこの体。
ライブがある頃は妊娠7ヶ月の後半で、安定期とはいえ、爆音の中にいること、ライブに行ってちゃんと観ていられるだろうか、ということ。
念のため、病院で先生にライブに行っても平気か尋ねてみる。
もこ 「7ヶ月の終わり頃なんですけど、ライブ観に行っても大丈夫ですか?」
先生 「大丈夫。それくらい心配ないよ。だってマドンナはどうするのさ?」
もこ 「へ…?」
先生 「マドンナだってあんなお腹大きいのに、歌うたってたじゃない。」
…よくわかんない例えだけど、とにかく行っていいわけだね(^^;)
というわけで、とりあえず先生の許可は出た。
さて、もう一つの心配事は、赤坂BLITZは「オールスタンディング」ってことだ。そんな所で観たら、間違いなく救急車沙汰だ(^^;)
しかし、LW優先予約はアリーナのスタンディングのみ。
…でも上のいい席で観たい。
どうにかならないものか。
いや、してみよう。
まず、会場であるBLITZに電話し、2階席はないか尋ねる。
「そうですか、ありますか!」(ガッツポーズ)
いやぁ、電話してみるもんだ(^^)こういう時の行動力は、自分でも感心するくらいだ。
そしてその勢いに乗って、次はLWに電話する。今回の事情を話し、2階席を優先予約で取れないか、ダメもとで聞いてみた。
「事情はわかりました。今回は特別に優先予約できるようにしましょう」
…マジっすかぁ(感涙) 万歳!LW様々っ! ありがとうございます。
この場を借りて改めて御礼を言わせていただきたいと思います。
そんなわけで、無事2階のいす席を確保することができた私たち夫婦。
心置きなくLINDBERGのライブを見に行けることになったわけです。
第16章-2◆赤坂BLITZ 〜ライブ当日編〜
そして赤坂BLITZ当日。
ダンナは仕事を半休し(ぉぃぉぃ…)身重のワタクシの為に、車で赤坂へ。
前日から入念に道を地図でチェックし、もしもの時に備えて「母子手帳」や「タオル」を持参し、万全の体制で向かったのであった。
平日の首都高(高速道路)はものすごく混む事で有名で、この日も例外では…ないはずだったのに、スイスイと進み、あっという間に赤阪まで着いてしまった(^^;) ちょっと拍子抜けだったが、まぁお腹に負担なく着いたんでいいでしょう(笑)
当然、会場にはまだほとんど人はいなくて、いたのはし○じ〜くらい(爆)
そのうちチラホラと知ってる面々も現れて、それでもまだ4時くらい。開演まであと2時間強(笑) でもこの談笑がまたいいんだなぁ〜。おかげで一番乗りでグッズ買えちゃうし、ダンナはお金足りなくてATMに行っちゃうし(笑)
そして今回企画してたワタクシデザインの「LINDイラストTシャツ」(当時RAINBOW Tシャツと呼ばれた)を着て、いざ、開場!
我々は2階席なので、1階の人が入ってから中に案内された。
2階は関係者の為に開放してるって聞いていたので、ファンはウチらぐらいかな…って思ってたら、意外とたくさんいたので、ちょっと安心。
それにしても2階から見た1階のみんな。すごかったなぁ…。確かにあそこにいたら、救急車沙汰かも(^^;)
ふと、2階を見渡すと、さすが関係者席。雑誌の取材っぽい人達や、メンバーの家族…!?やいろんな「業界」っぽい人達がいるいる。
今思えば、アレが風優太くん?っていうコもいたりして、ダーリンや智ちゃんの家族もいたんだよなぁきっと… あいさつぐらい…なんてできるわけもないが、いろいろ考えてたわけです(^^;)
で、肝心なライブはというと、1曲目からあの懐かしいコーラス!(感涙)
「SUNSET BLUE」が始まった途端、1階の人波は、左右に揺れる揺れる!!
自分も思わずはしゃいでしまい、しばしの間だけは、おなかのことを忘れちゃいました。
でもさすがにしんどかったので、MCやバラードの時は座らせてもらってた。
結局は暴れない程度にほとんど立ってみてたかなぁ。
ライブ中も静かに、でも力強くお腹を蹴るこの子にも「大きくなったらLINDBERGの曲、聴かせたいなぁ…」と思うのだった。
アンコール、正直体はそこそこしんどかったけど、「星に願いを」が流れ、そっと手を握ってくれたのは、なんとダンナさん。
2年振りのLINDBERGと、ダンナの優しさに泣けてきて…。最後の「Dream on 抱きしめて」では号泣でした。
いろんな人に支えられて、今こうしてライブを見れてることに感謝しながら…。
この子の出産予定日まで約2ヶ月。
つらいことばっかりだけど、GAMBAって産まなきゃと思った夏の日だった。